都内でWeb・Media Producerとして働くミニマリストAndyさん | SUITABLISM

都内でWeb・Media Producerとして働くミニマリストAndyさん

SNSで見かけるミニマリストやフラッシュパッカーへのへのインタビューやアンケートを通じて、断捨離術やミニマルライフのコツを学ぶ「HOW I MINIMAL」シリーズ第3回目。

多様なミニマリストのライフスタイルを知ることで、自らの暮らし方へのヒントを得られるかもしれません。

都内でWeb・Media Producerとして働くミニマリストAndyさん

今回は都内でWeb・Media Producerとして働くミニマリストのAndyさんにインタビューを行いました。

もともと、DIY好きでマキシマリストだったAndyさん。そんな彼がなぜミニマリストになったのか。

そしてどんなミニマルライフを過ごしているのか。20,30代の男性は要注目です。

1.ミニマリストになった経緯を教えてください

まだミニマリストという言葉もなかった頃、ロンボク島にサーフトリップに行ったときの「何もないけど幸福」な体験をしたことがきっかけでしたね。

「何もないけど幸福な体験」

そこから人が幸せを感じるのって、ほんの些細なことで十分なんだと気づいたんです。

波とサーフボード、あとはお酒。それさえあれば幸せな旅でした。

不便なはずのロンボク島で、特に何も不便を感じなかった。自分がそこで「それ以上のもの」を望んでなかったのでしょう。

帰国後、自分の部屋に違和感を感じました。

物が多すぎて息苦しくなったというのもあるけど、とにかく「ニセモノ」に囲まれて暮らしているような。

不快感に近い違和感があったんです。当時は車も所有していたし、部屋は2DKとやや広め。

部屋のいたるところに「モノ」があふれていました。

 

その後、引越しをするたびにモノと不快感を減らし続けて、最終的に今のスタイルに落ち着きました。ちなみに、所有しているものはすべて手持ちのカバン各種に入るほどになっています。

キャリーバッグ1つに私服のすべて
ボストンバッグ1つにスポーツ用品すべて(バスケ、ジム、ランニング)
ビジネス用の3wayバッグ1つに仕事道具すべて
トートバッグ1つにその他のこまごました小物

冷蔵庫も洗濯機も、電子レンジも壁掛けの時計もありません。

それだけ断捨離をしても、基本的に「モノがない」ことに不便を感じた事はほとんどありません。

外食が増えたり、コインランドリーを利用することでの生活コストが増えたくらい。

ミニマルライフを実践し始めた頃に購入したマットレスが薄すぎて腰が痛くなったり、ブラインドにしたことで朝眩しすぎて目が覚めたり失敗したことはあります(笑)

ただ、そう言った経験を繰り返して所有物をさらにアップデートして生活の質をあげるようにしています。

唯一の家電の電子ジャーも、次回の引越しでは処分してしまいそうな勢いですね。

2.仕事やプライベートで「愛用している」ツールはありますか

Google Keep

短期保存、常時参照が必要な情報は全部これに入れてる。

Google drive/Dropbox

すべてのデータはクラウドで管理。会社とも同期してるので、外出先でも仕事ができる。

Gramble

PCからインスタグラムに投稿するのに便利。投稿予約もできる。

Pinterest

デザイン系の情報収集に必須

 

上記を見ればなんとなく分かると思いますが、スマホはAndroidです。

会社で支給されたDigno(KYOCERA)を使っています。

以前は自分名義のiPhoneと2台持ちをしていました。

ですが、iPhoneを山手線で紛失してしまい、そのまま解約しました。

紛失して気づいたのは、端末を2台持っている必要はないなと。

PCはMacBook Proを使用してます。

3.スマホのトップ画面に「いつも入っているアプリ」を教えてください

画面に常に表示しているアプリは設定も含めて18個だけ。

どれも仕事に使うモノばかりの必要最小限な状態にしています。

  • Twitter
  • Instagram
  • LINE
  • チャットワーク
  • Google Map
  • Google keep
  • Google drive
  • Google カレンダー
  • Google Photo
  • G-Mail
  • Aolメール
  • 電話
  • 電話帳
  • カメラ
  • 設定
  • ナビタイム
  • 電卓
  • 時計

4.ご自宅や職場における「お気に入り」の場所はありますか

自宅はワンルームなのですべてお気に入り。

あるものは、ハンガーラックと布団と小さなテーブルだけ。

何もない壁にプロジェクターを投影して、ワインを飲みながら大好きなBリーグ(バスケ)をみる時間は至福のひと時ですね。

5.「もっとも捗った」ライフハック術は何ですか

全てクラウド管理にする

どこでも仕事ができるように仕事に必要なデータはすべてクラウドで管理。

オフィスのデスクトップと持ち歩きのMacBookProの環境を揃えています。

わざわざオフィスに帰る必要性もなく捗ります。

カフェで自分の世界に入ってサクサク仕事を終わらせるようにしていますね。

通知をオフにする

LINEやSNS、メールの通知をオフにする。

バッチだけがつくように設定し、自分の時間で通知を確認するようにしています。

通知が来るたびに作業が中断されず、自分主導で確認、返信ができるようにするとストレスは激減しましたね。

手帳、ノートをiPad ProとApple pencilに統一

まだ実践してはいないのですが、手帳とノートをiPad ProとApple pencilに統一できないかを模索しています。

手書きメモをいちいち写メしたり打ち返して保管する手間を省きたいんですよね。

6.スマホとPC以外で「手放すことができない」ガジェットはありますか

Apple Watch

Suicaと電子マネーの利用に超便利。一日の運動量も計測してくれる。

LEICA D-Lux

常にカバンの中に入れているコンパクトデジカメ。小さなボディでハイクオリティな写真が撮れるのでお気に入り。

  • AndyさんがLEICA D-luxで撮影した写真はInstagramから

7.「もっとも大好きな」楽曲を3つ教えてください

あまり音楽に思い入れがなく、だいたい気分で聞いてる感じです。

動画作業は素材音、PC作業は作業用BGM、アナログ作業はカフェ、って感じですね。

動画編集中は動画素材の収録したままの素音か、作品に入れたBGMが聞こえている状態。

オフィスのPCでのデザインや、企画書の作成をする時はYouTubeの「作業用BGM」を流します。

デザイナーから上がった原稿の校正や、企画のアイディアを練るとき、動画のシナリオを考えたり、画コンテを書くときはスタバなどのカフェ作業が多いです。

特に音楽は聞かず、その場の雑踏の中で作業する方が集中できるようです。

8.「何度も読み返してしまう」愛読書は本や漫画は何ですか

佐藤可士和の超整理術|佐藤可士和

デザインと整理術の共通性について深く読み解いている名著。

線を引きながら何度も読み返しています。

すべてのクリエイティブ・ディレクションの原点ですね。

Blue Giant|石塚真一

圧倒的な努力を見せつけられて背筋が伸びる漫画。

これを読むと全力疾走したくてたまらなくなるんです

で同時に怠けている自分をめちゃくちゃ後悔するという…(笑)

9.「よく着用してしまう」コーディネートを教えてください

ワークスタイル

セットアップのジャケットをいつも着ていますね。

プライベート

黒のズボンかジーンズに白のTシャツ、上にシャツを羽織ることが多いです。

10.モノを所有するときに「必ず従う」こだわりを3つ教えてください

そのモノを手にいれることで、自分の生活や仕事、気分が向上するかどうか
そのモノを得ることで、自分の行動が変わり、その結果、未来が変わる可能性があるか
いつまで使えば満足できるかという使用期限を設定する(モノの賞味期限を決める)

例えば、先述の通りiPadを買おうとしてるんですが、購入前に徹底して考え抜きます。

それを手に入れることでどれだけ暮らし方や働き方にメリットがあるのか。

  • 手帳とアイディアノートのデジタル化
  • 手帳とアイディアノートの持ち運びが不要になる
  • いまのAndroidに入りきれてないアプリ(ピンタレスト、messenger、Tiny calender、フォロワー管理、スキャナーなど)が使える
  • 校正作業がその場で出来る
  • LEICAのSDカードにWiFi移送が使える
  • OSMOのモニターになる
  • ちょっとしたときのSNS更新が楽になる
  • 画コンテを書いた時、いちいちスキャンしなくてすむ
  • ちょっとした打ち合わせのプレゼンに使える
  • MacBook Proを毎日持ち運ぶ必要性が減る
  • 電子書籍、ニュースサイトが読みやすくなる

これだけのメリットが列記できるのであれば、確実に自分の生活や仕事は向上しますよね。

持たない現在に比べ、未来が良い方向に変わると確信できます。

モノの所有期限を決めよう

あと僕独自の考え方かもしれませんが、モノの所有期限を決めています。

iPadなら2年をベースに使い倒すつもりで購入します。

使用期限の算出方法

毎日使うモノの場合、1年=1万円をひとつの基準にしています。

ただし、デジタルガジェットはヘビーユーズになることを加味して基準の半分、1年=0.5万円と算出しています。

  • 10万円の財布なら10年
  • 4万円のiPadなら2年

11.「いつも持ち歩いている」モノ(EDC)について教えてください

  • サイフ
  • キーケース
  • カメラ(LEICA)
  • スマホ
  • Apple Watch

好きなブランド BOTTEGA VENETA (ボッテガ・ヴェネタ)で財布とキーケースを揃えています。

使用年数は4年くらい。

上記はマストアイテムとして状況に応じて、プラスで以下のモノを加えています。

オフィスで一日中仕事のとき
  • 手帳
  • アイディア帳
  • PC用メガネ
  • 折りたたみ傘
打ち合わせなどで一日中外出するとき
  • PC
  • HDD

12.EDC以外でかばんの中に「必ず忍ばせる」モノを教えてください

そのとき読んでる本、雑誌、書籍など。

13.「最も効果的だった」断捨離の方法があれば教えてください

究極の断捨離は引越し。これに勝るモノはありません。断捨離したければ引っ越ししましょう。

14.いまお答えいただいている質問を「どうしても聞いてみたい」相手はいますか

アートディレクターの佐藤可士和さんですね。

ミニマリストという名前がまだない頃から憧れていました。

ライフスタイルも仕事もものすごく合理的でシンプル、でも艶やか。

15.これまでにもらったアドバイスの中でベストなものを教えてください

「できない言い訳」をしない。

「できるやり方」を考える。

by 浅井宣通(Nobumichi Asai)

メディア・アーティスト/クリエイティブ・ディレクター

 

最近参加した講演のなかでの一言でした。

自分の思い描くキャリアデザインを実践しているような方で一気に引き込まれました。

今年に入っていろいろと「個人」として活動しようと思えるようになったきっかけの言葉ですね。

所有期限を決める、という発想

今回のインタビューを通しての最大の発見は「所有期限を決める」ということ。

スマホなどは契約上2年や3年の周期で機種変更するように、モノもアップデートする周期をあらかじめ決めておく。

いつまで使うかを明確に意思決定しておくと、期限がくるまで他に目移りすることなくモノを使い切ることができそうです。

さて今回インタビューしたAndyさんですが、ご自身のサイトにて月1広告制作という企画をされています。

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