世界一周クルーズに乗船するために必要な費用|世界一周するなら飛行機よりも豪華客船が断然おトク | SUITABLISM

世界一周クルーズに乗船するために必要な費用|世界一周するなら飛行機よりも豪華客船が断然おトク

今回は「世界一周クルーズに乗船するために必要な料金」を計算してまとめました。

結論からいえば、世界一周クルーズの料金は、寄港地までの往復飛行機代・宿泊費をプラスして約220万円台からと見込んでおけばよいと言えそうです。

飛行機や列車、バスを乗り継いで世界一周旅行を楽しむ場合、旅行会社にパッケージプランがあるわけではないので、すべて自分でアレンジして、ひとつひとつ組み立てていかなければなりません。

豪華客船で回ると安全・便利・快適の三拍子が常に揃い踏み。

クルーズ費用は交通費や食費、宿泊費、アクティビティ代を含めた値段だとと考えると、最終的には飛行機で乗り継ぐよりも船旅の方が安くなります。

世界一周クルーズに乗船するために必要な料金

2018年9月現在、世界一周クルーズを売り出している船会社および客船は以下の6つ。

  • キュナードライン「クイーン・エリザベス号」&「クイーン・メリー号」
  • 郵船クルーズ「飛鳥Ⅱ」
  • ピースボート「オーシャンドリーム号」
  • ホーランドアメリカライン「アムステルダム号」
  • リージェント・セブンシーズ・クルーズ「セブンシーズ・マリナー」
  • MSCクルーズ「マニフィカ号」

結論から伝えると以下のようになります。

また上記6つの世界一周クルーズにおける平均的な料金相場は195万円前後。 平均旅行日数は114日間。1日当たりの旅費は平均1.7万円でした。

では各船会社が公表している世界一周クルーズの料金を確認していきましょう。

キュナードライン「クイーン・エリザベス号」の世界一周クルーズの料金

豪華客船というと真っ先に思い浮かべるのが「クイーン・エリザベス号」。

2018年は日本の那覇、大阪、広島、高地、鹿児島に寄港することで注目を集めました。

イギリス・ロンドンを出港し、西回りで122日間かけて約20カ国以上を周遊。

最安値料金(2018年)
  • 約240万円(1泊あたりの料金:約2万円)
最高値料金(2018年)
  • 約912万円(1泊あたりの料金:約7.5万円)

郵船クルーズ「飛鳥Ⅱ」の世界一周クルーズの料金

日本船籍のプレミアムクラス「飛鳥Ⅱ」。ソマリアなどの世界情勢悪化に伴い、2015年に世界一周クルーズを一時中断していましたが2018年に復活しました。

最安値料金(2018年)
  • 約412万円(1泊あたりの料金:約4万円)
最高値料金(2018年)
  • 約2625万円(1泊あたりの料金:約26万円)

日本発着で出港地・寄港地への飛行機代や宿泊費がかからない、チップは不要、ボストン美術館貸し切り入場という豪華さを考えれば、意外にリーズナブルな値段かも?

ホーランドアメリカライン「アムステルダム号」の世界一周クルーズの料金

140年以上の伝統を誇る、老舗のクルーズ会社ホーランドアメリカライン。

2019年は「アムステルダム号」でフォートローダデール(アメリカ・フロリダ州)を出港し、イースター島、タヒチ島、ボラボラ島など名だたるビーチリゾート地も周遊する114日間の世界一周クルーズが決まっています。

最安値料金(2019年)
  • 約180万円(1泊あたりの料金:約1.6万円)

リージェント・セブンシーズ・クルーズ「セブンシーズ・マリナー」の世界一周クルーズの料金

世界最高峰とも称されるリージェント・セブンシーズ・クルーズのラグジュアリー船「セブンシーズ・マリナー」。

2020年に催行予定の世界一周クルーズは132日間で、6つの大陸、30カ国を巡ります。

最安値料金(2020年)
  • 約713万円(1泊あたりの料金:約5.4万円)

一見高いと思われるかもしれませんが、リージェント・セブンシーズ・クルーズの場合はオールインクルーシブ。

  • オプショナルツアー参加費無料(回数制限なし
  • 船前日の宿泊パッケージ込み
  • 高級ワイン・プレミアスピリッツを含めドリンク無制限
  • 前払いチップ

などを含めた究極のオールインクルーシブ! お酒好き、アクティブに寄港地で観光が楽しみたい方にはかなりお得かもしれません。

MSCクルーズ「マニフィカ」の世界一周クルーズの料金

ヨーロッパや地中海のクルーズといえばMSCクルーズ。イタリア最大の客船会社で、世界一周クルーズはイタリア語で「壮大」という名がつけられている「マニフィカ号」で催行されます。

最安値料金(2019年)
  • 約143万円(1泊あたりの料金:約1.2万円)
    最高値料金(2019年)
    • 約455万円(1泊あたりの料金:約3.8万円)

15か所の寄港地で実施されるオプショナルツアーも含めての値段とリーズナブル。

ピースボート「オーシャンドリーム」の世界一周クルーズの料金

ピースボートの世界一周クルーズといえば、出発前にボランティアスタッフとして活動した分だけ旅費が安くなるということで知られています。

こちらは豪華客船の旅、とはいきませんが、それなりに船旅を楽しめるとして若者世代には魅力的なクルーズといえるでしょう。

国際交流を目的として設立されたNGOが持つ「オーシャンドリーム号」で催行しています。

最安値料金(2018年)
  • 約129万円(1泊あたりの料金:約1.2万円)
最高値料金(2018年)
  • 約395万円(1泊あたりの料金:約3.6万円)

クルーズ料金以外で必要な費用は?

ズバリ、50〜80万円がクルーズ料金以外で必要となる費用です。

日本発着の「飛鳥Ⅱ」を除き、外国船籍は基本、海外からの出港です。当然、現地までの移動費、出港前後のホテル宿泊費も含めて考えなければなりません。

では乗船費以外に世界一周クルーズで費用がかかる項目をまとめていきましょう。

クルーズ出発前の準備にかかる費用

基本的には、海外旅行に出かける際に必要な手続きと同じです。準備にかかる費用は合計で約20万円前後でみておくとよいでしょう。

パスポート取得代(更新代)約2万円
  • 発行手数料:16,000円(10年間有効)
  • 証明写真代:1,500円
  • 住民票写し:300円
  • 戸籍謄本:450円
ビザの取得:約1.5万円~3万円

2017年現在で68カ国で免除措置が取られていますが、寄港地によっては取得する必要があります。

特にアフリカや中近東では必要な場合があるので、旅行会社に確認しておきましょう。

ケニアやタンザニアで50ドル、エジプト100ドルと幅があります。

代行をお願いする場合はその費用(2,000円前後)も見ておきましょう。

アメリカはESTA(アメリカ電子渡航認証システム)、オーストラリアはETAS(イータス)が義務付けられており、取得していない場合はその費用を見ておきましょう。

予防接種代:3万円~6万円
  • 破傷風:約1万円
  • 黄熱病:約1万円

どの国でもリスクがある破傷風は予防接種を必ず受けておいた方がいいところ。

また黄熱病の予防接種がないとアフリカや南米には入国できないことを覚えておきましょう。また黄熱病の予防接種後28日間は他の予防接種は受けられないので注意を。

現地の屋台などで食事をしたり、長く滞在しなければリスクは低いですが、日本脳炎やA型肝炎、ポリオ、ジフテリア、麻疹(はしか)、狂犬病などの予防接種が必要な地域に寄港するかもしれません。

出発前に旅行会社に確認しておきましょう。

海外旅行保険代:約10万円

世界一周クルーズで必要な海外保険の補償内容は、一般的な海外旅行と同じ内容でOKです。

クレジットカードについてくる海外旅行保険サービスで十分と思われるかもしれませんが、旅行日数が長いので、けがや病気に備え、補償内容は手厚くしておくことをおすすめします。

世界一周クルーズの場合は高額なキャンセル料を支払うことになるので、特約補償をつけることをおすすめします。

その他雑費

豪華客船でのクルーズとなると複数のバリエーションのフォーマルウェアを用意する必要があります。

スーツケースを新たに購入(もしくはレンタル)したり、港まで(もしくは空港まで)の交通費もかかってきます。

  • フォーマルウェア
  • スーツケース
  • 配送料
  • 港までの交通費

クルーズ中に別途かかる費用

クルーズ費用以外に必ずかかる実費と個人で消費する場合の費用を含め、約55万~80万円はみておきましょう。

乗船費以外の費用(客船によって乗船費に含まれている場合も)
  • 港湾使用税(ポートチャージ):約10万~15万円
  • チップ:100日間で約15万円
船内の有料サービス
  • レストランやバー、ラウンジでの飲み物代
  • 有料レストランでの飲食
  • インターネットや電話の使用
  • ランドリーサービス
  • カジノやショッピング、美容室、エステなどの費用
寄港地での費用
  • 寄港地でのオプショナルツアー(相場は1日約1万円)
  • 寄港地で食事や買い物

クルーズ中にかかる実費は30万~50万ほどといったところでしょう。

世界一周クルーズの予算まとめ

例えば、MSCクルーズ「マニフィカ」で世界一周クルーズに乗船するとした場合の合計料金は213万円〜253万円となります。

  • クルーズ費用:143万円(MSCクルーズの場合)
  • 準備でかかる費用:20万~30万円
  • クルーズ中にかかる実費:50万~80万円

世界一周クルーズの料金は、寄港地までの往復飛行機代・宿泊費をプラスして約220万円台からと見込んでおきましょう。

1泊あたりの旅費として考えてみると、豪華客船の旅や世界一周クルーズの船旅は「高い」というイメージがついているだけで意外に身近なものだなと感じることができますよね。

まとめ:世界一周をクルーズ以外で実施した場合の費用

客船を使わない場合は、そもそも100日間ではとても回れません。

だいたい300日ぐらいかけて回ったという体験談が多いようです。

  • バックパッキングの貧乏旅行で平均200万円

物価が高いヨーロッパやビーチリゾートを立ち寄り先に含めば、宿泊費もそれなりにかかります。南米やアフリカなど治安が悪い国では、現地ガイドや現地ツアーを頼んだ方がいいなど注意点もあります。

クルーズと単純に比較するのは難しいところですが、豪華客船と同じレベルのサービスを受ける旅を希望するなら船と同じ金額ではいけないのがお分かりいただけるはず。

バックパッキングの貧乏旅行で300日間、200万円を選ぶのか。豪華客船で安全に快適に、そして優雅に100日間230万円を選ぶのか。

あなたの選択はどちらでしょうか?